我が人生 武田邦彦自伝

カルチャー,時事武田邦彦

著者:武田邦彦

ISBN:978-4792607678

判型:四六判/上製

定価:1760円(税込み)

昨日は晴れ、今日も朝 
毎日、毎日、今日で終わりと思って生きているので、いつ終わりになっても悔いがない。
再生エネルギーやSDGsに対し、常に国民目線で問題を提起してきた著者。その生い立ちや、会社員・教授時代の経験から生まれた、端的でありながら奥深い言葉がつづられています。 


目次

第1章 戦後の家庭
心は「武士」の数学者
酒屋に引き取ってもらったジョニ黒
父の給料を取りに行った小学生時代

第2章 親父の教え
子供は「ゲーム」をしたがらない
勝手に勉強を頑張る孫たち
「無銭旅行」で知的興味を育む
漢字は画像でイメージさせる
共産主義かぶれの息子を一喝
「学者は生きている間に評価されてはダメ」 
ウォークマンの衝撃

第3章 自己の発見
目的はない。あるのは興味だけ
「32歳の気づき」
上司がサボっても自分は勉強
食べたいものだけ食べ、やりたいことだけやる
「変な人」になって明るい人生に

第4章 病気のこと
タクシー通学の高校生
半年先、自分が生きているかわからない
身体もメンタルも変化した九州時代
57歳で失明の危機に
目を開けたらすべてが真っ黄色
体が丈夫なら傲慢な人になっていた
腸が破れた!
「昨日は晴れ、今日も朝」

第5章 2度目のターニングポイント
人間として一段落した40代
海外の企業は「まず、魂ありき」
人生を豊かにしたもの
45歳の気づき
随筆「老婆の一時間」
50歳からは第2の人生

第6章 悩み多き大学教授
大学の先生になったのは「偶然」
ノーベル賞学者・江崎玲於奈先生
学問が嫌いな先生たち
成績は何のためにつけるのか

第7章 本を出版する
リサイクルしてはいけない
著作が準ベストセラー
「原子力」は悪いものではありません
原発の町の実態
福島原発事故の「ウソ」と「真実」
切り取られた発言

第8章 ようやく解けた最後の疑問
テレビ出演で学んだこと
初めての政治活動
大会社の社長とシングルマザー
グリーン車の「腐臭」
成果を求めない一兵卒の生き方 
ダイヤモンドと石ころ