情報戦の教科
~日本を建て直すため『防諜講演資料』を読む~

時事神谷宗幣

著者:神谷宗幣

ISBN:978-4792607548

判型:四六判/並製

定価:1760円(税込み)

戦前の日本人に読まれていた『防諜講演資料』を、参政党党首・参議院議員の神谷宗幣がわかりやすく 現代語に書き記し、今の日本社会と照らし合わせて解説と提言を加えました。
情報、経済、メディア工作、スパイの実態など、目に見えない戦いは今も昔 も変わっていないことに驚きを隠せません!


目次

はじめに 

第1章 『防諜講演資料』から見る戦争の形

◦『防諜講演資料』

戦争の形は三つある
◦秘密戦の必要性と可能性
◦秘密戦の実例二、三

暴力を用いない「戦い」があるということ
◦秘密戦の攻防及び諜報、宣伝、謀略の意義
◦スパイの正体は?――覆面の男ではなくて合法的な組織の網――

スパイ&防諜組織の実態〜FBI・CIA・MI6・GRU、そして公安〜
◦諜報のやり方――国民が別に秘密ではないと思っている事柄を集めて――

第2章 情報戦そして経済戦
日本人はなぜ情報に関して無用心なのか?
◦恐るべき文書諜報――新聞、雑誌、図書、地図、絵葉書等からよい資料を取る――

現代の情報戦 〜SNSと世論誘導〜
◦宣伝のやり方――目的は国民思想の破壊――

マスコミ、テレビは嘘をつく〜日本の情報教育を考える〜
◦経済謀略による破壊活動

経済謀略への警戒
◦日本人をスパイの手先にするには

現代社会にも数多く実在するスパイ
◦防諜の主体は国民――国民の一人一人が防諜戦士――

なぜ敵に絡めとられてしまうのか?

コミュニティーを崩壊させる情報戦
◦防諜と法規との関係――法規を守っただけでは防諜は出来ない――

「スパイ防止法」がない国、日本
◦写真防諜

プロパガンダ写真で印象操作

司法の世界にも情報戦(法律戦)あり

第3章 国民の心構えこそが最大の防衛

◦防諜は国民の心構え一つ

日本人の意識が変わる時が来た
◦防諜はいかにしてやるか
◦個人の防諜心得 
◦団体の防諜◦要は真の日本、真の日本人となること真の日本人になろう第4章 教育こそが国の基本◦学校における防諜教育日本人を変えていく「教育」の意識改革答えのない問題に直面した時のために「教育」がある教科書から消えた「日本神話」と「英雄伝」第5章 防諜と国際社会◦防諜とは何か戦後レジームを守る「敗戦利得者」たち目覚めのきっかけは、米大統領選挙とコロナあとがき