テロとヤクザとビットコイン マネーロンダリングと裏金の深い闇

時事渡邉哲也

著者:渡邉哲也

ISBN:479260625

判型:四六判/並製

定価:1540円(税込み)

ビットコイン等仮想通貨の悪用を始めとする
テロリスト達のマネーロンダリングを
世界はあらゆる手段で潰しにかかった!
資金を断たれるテロリストにもう明日はない!

目次

第1章 「パナマ文書」の衝撃とアングラマネー
「パナマ文書」漏洩
「パナマ文書」とは何か?
国家による税優遇と脱税
オフショアとタックスヘイブンの仕組み
具体的な脱税方法
タックスヘイブンが生まれた理由
ラトビア銀行
フランスの対応と激変する世界
アメリカの陰謀か?

第2章 9・11事件とその後のアメリカの対応
マフィアの錬金術
FATFの誕生
アメリカ愛国者法成立
日本の暴力団への取り締まり
SDNリストと日本の暴力団
SDNリストとテロ組織の対応
スイスのプライベートバンク
入国審査の簡易化も
不審者は徹底的に排除すべし

第3章 遅れた日本の銀行の対応とマイナンバー制度
日本の銀行口座
「パナマ文書」以降
旧来のチェック体制
各金融機関の対応
ゆうちょ銀行の問題点
利権の温床
銀行口座の本来の姿
ゆうちょとカンパ口座
ゆうちょ銀行からの回答
ゆうちょ銀行への提言
マイナンバーと銀行口座
マイナンバーと住民管理

第4章 テロリスト=YAKUZAの裏金規制
遅れた日本のテロ対応
「パレルモ条約」の意義
民主党政権時代の空白
テロ関連3法成立への脅し
薬物犯罪組織の撲滅
着々と進む暴力団への経済制裁
行われた徹底的な捜索
暴力団とオフショア
納税とマイナンバー、そして地下経済
「パナマ文書」と暴力団

第5章 仮想通貨(ビットコイン等)とマネーロンダリング
仮想通貨登場の意味
スキだらけの仮想通貨
仮想通貨とは何か?
仮想通貨の取引方法
従来の資産運搬方法
仮想通貨換金の仕組み
実際の運用方法
バイナンス
G20の仮想通貨のロンダリングに対する決定事項
仮想通貨で送金する
仮想通貨の成り立ち
マウントゴックス
ビットコイン狂想曲
ビットコインは通貨ではない
仮想通貨は相場商品でさえない
新たな信託の動き
仮想通貨の管理と税金
国際間の情報交換

第6章 テロリストと過激派の未来
暴力団はテロ組織なのか?
テロリストの定義
極左暴力集団の動向
「破壊活動防止法」の動向
共産党も監視団体?
テロ賛同者をどう扱うのか?
組合内のテロリスト対策
日本もテロの対象になっている
テロリストの斡旋
ICAOによるリストの共有
あらゆる情報が紐付けされる
日本の未来