これからの愛国保守活動のあり方 第二部

そもそもデモには二種類あります。
A:攻撃型のデモ
B:周知型のデモ

Aの攻撃型のデモは、反日団体へ攻撃的に抗議する事を目的としたデモであり、カウンターデモも含まれます。ですから「これだけ怒っている」という事を前面に出し、違法行為に気をつけつつ、場合によっては過激にやっても構いません。全神経を相手に向けてやるデモだからです。

Bの周知型のデモは、抗議アピールはしても、あくまでも「気づいていない人たち」に気づいてもらう為のデモです。こちらは抗議をする姿勢は示しますが、絶対に過激にやってはいけないのです。 目的はあくまで一般の人たちに周知徹底させることだからです。

注意を相手に向けるのでなく、周辺で見ている人たちや、ニュース映像(取り上げられたらだが)を見る人たちに向けた方がいいに決まってます。デモの中にコワモテがいては誰も見向きもしません。ソフトすぎるほどソフトにやった方が良いデモということです。戦後からの過去のデモの形態を見ても、継続しまあ賛同を得ているのは圧倒的に後者です。

マスコミは日章旗を持ったデモは3000人を超えても報道しませんでした。一方で沖縄の30人のデモですら大きく報道しています。マスコミが左翼だからではありません、左翼なら右翼のデモも報道します。

日章旗のせいにする左翼に騙されず、硬派の印象を一般人にあたえず、常に賢く柔軟に対処すべきです。何万人と集まった原発反対デモでさえ、首相官邸に集まるという手法では政治の世界にほとんど影響がなかったといえます。

そもそも左翼により作られたネトウヨという言葉にやられていると思います。「竹島から韓国人は出ていけ!」という言葉から「韓国人は出ていけ!」だけを抽出してしまえばただのレイシストという主張になり、相手の手の内にはまっています。

のりこえネットしばき隊が、論点を巧みにすり替えてアピールする手法は王道だと思います。そういう情報戦の意味では愛国デモ側の脇が甘いと思います。

同じ竹島について言うならば、「竹島を返せ」と叫ぶべきであり、「故国へ帰れ」が普通の言葉だと思います。出て行けとなるから本来は違うのにレイシストなるいちゃもんとして言われてしまうのです。

右翼団体の連中は、極めて不器用です
・客観的に、現状分析をする
・戦略を立てて、手順を踏んでいく
・柔軟に攻め口を色々と変える
という事が出来ていません。

さらに特徴的に左翼と比較をしてみると

批判されると、意固地になってどんどん嫌われて行くのがネトウヨです

批判されると、狡猾にオルグ戦略を変えて行くのが反日サヨクです

メディアを叩くだけなのが、ネトウヨです
メディアに入り込むのが、反日サヨクです

私が言う「愚民」を馬鹿にして叩くだけなのが、ネトウヨです
私が言う「愚民」を上手に誘導し利用するのが、反日サヨクです

在日朝鮮人や左翼が、司法・立法・行政の三権、教育界・マスコミ・広告業界に入りこんでいるのなら、愛国活動もそれらのところに自分達が入りこむ努力をするか、信頼できる人間を育て上げ送り込むか、既にその世界にいる普通の人達を味方にする努力や工夫をすればいいのです。

保守は保守故に自分の領域を守ろうとしすぎています。フジテレビデモのときだった思いますが、主催者のニコ生主がそのデモの後に時間あればそのままチャンネル桜のデモにも参加してほしいという旨の呼び掛けに対して物凄い反発していたことがありました。保守の特徴として、同じ志を持つ同士という意識で手を取り合う事が出来ない場合が多いと思います。 Webサイトでも反日の実態の管理人とmy日本が揉めていました。

my日本の管理人はリベラル派のスタンスだから愛国を軸にした活動の場を作り、少々カルトなモノでも行き過ぎなければ活動を許しています。逆に反日の実態の管理人は思想的に受け入れられないモノや怪しい部分があれば即排除という慎重なのは良いとしても、その中に自分の積み上げて来たサイトの功績を利用されるのが嫌って感情までむき出しにしています。

同じ志を持つもの同士で共有する意識よりも、自尊心を前面に出し過ぎている所があるのではないでしょうか。保守が保守故に、それぞれが自分の領域を守ろうとして纏まらない原因の一端じゃないかなと思います。

愛国保守という人たちの中でも思想とは関係ないのに、原発とTPPでも4つに分かれました。どちらもOK、片方だけOKということで2派、どちらもNOという具合にです。

いわゆる保守層の特徴として、少しでも自分と意見が違うと、全人格を否定されたかのように仲違いし叩きあいます。これではとてもチームなど組めるわけがありませんし、組織や団体が成り立つわけがありません。

いっぽうで左翼を見ると、首都圏反原発連合は細かい主張の違いはともかく「反原発」ということで大同一致団結して行動しています。愛国は日本という国を愛するだけのことであり日本人なら本質的にここの中に宿っています。愛国というただ一点に集中し、一部の違う論点は論点として理解して広く大きくまとまっていくことが必要です。

一方で保守を名乗ってはいるけど、やっていることはただの南朝鮮叩きという人も多く見られます。あの企業は朝鮮人をCMで使っているから反日、あの放送局は南朝鮮ドラマを放送したから反日だと、反日の基準が南朝鮮と関係あるかないかだけです。

こんな理論でいうと千葉ロッテマリーンズも反日球団で、そのファンも反日ということになってしまいます。そしてネット等で南朝鮮をただ下品な言葉で罵って愛国活動のごとくされていては、誰もついていきません。むしろ日の丸掲げたと同様に一種の反イデオロギー活動として引かれるだけです。

ネット社会=実社会ということでもありません。単純に若い世代・ネット保守の力とか言いますが、現実として去年若い世代が参院選で当選させたのは山本太郎であり共産党の吉良佳子です。選挙ともなればただ単純に票を集めた者が勝つ、つまり多くの一般の人たちから支持されなければ負けてしまうのです。

確かにネットの力は凄いと思います。ですから凄いことは理解しているので、如何にして一般普通の人たちが引かないように上手く活用しなければいけません。

ネットで発信されたせっかくの情報を精査することもしないで、自分の信じたいものだけを信じて、もしかしたら仲間かもしれない人に間違いを指摘されると在日や工作員だと決めつけます。当然認定された方は去っていきますし、その過程を見てた人達は絶対に寄りついてきません。これでは愛国として集まるものも集まりません。同じ愛国でも一部の違う意見というだけで、そのような人達をどんどん追い出していることになります。

人間いろいろな意見があって当然ですし、そういった違う意見をいかにまとめるかが愛国運動の鍵ともいえます。ちょっと反対意見を述べただけで、サヨだの在日だの言っていては愛国活動を一般化したいといってもとても不可能な話です。

世の中、敵でも味方でもない層が大半を占めています、それなのに何でも2色にしか分けることしか出来なければ、味方を増やせないどころか、敵を増やすだけになります。完全に同類な人だけで集まるから、過激さと異常さだけがどんどん目立っていくことになります。批判や苦言を呈する人は全て「敵」と認定していては、とても一般層には支持して貰えないし、先鋭的になれば益々人が離れていってしまいます。

・情報を得られない人には、どうやれば情報を届けられるか
・知らない人には、どうすれば知ってもらえるか
・興味を持ってくれない人には、どうしたら興味を持ってもらえるだろうか

せっかくのネットという愛国活動手段をいかに有効に使用していくかがこれからの大きな課題になっています。日の丸掲げ、街宣カーからがなりたてデモして歩くのではこれからの愛国活動には向いていなかったことが、今回の田母神氏の都知事選立候補で見えたのではないかと思います。

はるかにネットを有効活用したほうが効率はよいし支持も広がっています。しかしそこにはこれまでのネトウヨと揶揄されるようなネット活動では駄目だということです。

一般無党派層にも受け入れられるように、愛国という名の下には多少の意見の違いにはお互いを尊重しあい議論をし、愛国という大きな元にまとまらなければなりません。

細かい意見の違いは乗り越えた大きな緩やかな大同団結となっとき、そこにはネトウヨなる言葉も消えて愛国保守グループ、真正保守として社会認知がなされるのではないでしょうか。

さらに愛国活動をするにあたり、基本的ルールというか当然といえば当然過ぎることがあります。日本国民としての憲法でも謳われているところの国民の義務を忠実に実行することです。

国民として日本社会のルールもないがしろにして何かを訴えても説得力に欠けます。例えばNHKに対し、こういうところが駄目だと批判する前にまずは、法律により支払うことが決められている受信料をきちんと支払いをしておくということです。NHKに不満があるからと受信料拒否運動は、他の企業に対する不買運動とは全く異なります。

日本国民としてのルールを守った上での抗議でなければいけません。愛国運動の基本はまず自分自身が、一日本国民として、日本で決められていることをきちんと守ることが基本です。日本国の国民として義務を実行し、日本の法律を遵守してこそ日本人です。

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