拉致事件の手口は?工作員はこうして連絡しあった! 

北朝鮮による日本人拉致事件の真相に迫る! 第四部

それでは北の工作員は実際にどのように連絡を取ったりしていたのでしょうか、そしてどのようにして拉致をしたのでしょうか

・一番多かったのは乱数表を使い平城放送によりその数字と番号が送られていました。

・平城放送(AM657kHz)内の乱数放送で指令があったこともあります。

・朝鮮総連との通常文書の中に紛れ込ませて、総連の人間が伝達したこともあります。

・乱数表の選択は、北朝鮮の放送局から、歌番組を流しその曲目の選択順により指令を送っていたこともあります。

・また極めて重要な工作活動の指令は、当事は行き来していた万景峰号の船内にて直接伝達されることもありました。

・工作員同士はあらかじめ乱数表の順番は決めており、指令はそれこそある神社の境内であったり、公共の場所を使ったりしていました。

拉致実行の手口については次のようにして行われていました。

  • 日本国内に潜入している工作員、もしくは総連を隠れ蓑にした工作員が条件にあったターゲットを決めて接近し、言葉巧みに誘い出し、誘拐した。
  • 日本国外に在留、居留する日本人に「仕事の紹介をする」「北朝鮮に旅行してみないか」として、北朝鮮に誘拐した。ただし入国までは本人の同意を取り付けていると考えられています。
  • 工作員が日本沿岸での工作活動中に目撃されたと思い、目撃者を強引に拉致したこともあります。
  • 工作員の侵入地点と拉致地点が離れているケースもあり、輸送手段として自動車の調達、運転などには、現地に土地勘のある在日朝鮮人が関わっていることも確認されています。
  • 佐渡、新潟、福井等の日本海沿岸や、鹿児島等東シナ海の沿岸に工作船によりひそかに上陸させ、あらかじめ準備してある工作小屋に待機し、指令によりターゲットを無理やり暴力を用いて拉致をしました。

それでは北朝鮮の拉致の本当の目的はなんだったのでしょうか。

乱数表の解読や、南朝鮮に亡命した北朝鮮工作員の証言等から様々なことの情報も入り、拉致事件の概要が解明されていきました。勿論CIAの協力そして日本の公安部の必死の捜査、外務省の情報収集等のたまものであることは言うまでもありません。

北朝鮮の最大の産業は、覚せい剤の精製と偽札の製造と武器販売とはよく言われてます。実際に中共の北朝鮮に近い東北三省での覚せい剤中毒患者は数百万人といわれ中共全国としては数千万人といわれるほど蔓延し、中共政府の大きな課題の一つにもなっています。日本にも以前ブログで書きましたように、日本海にてGPSを使っての取引形態により大量に密輸されています。

北朝鮮の偽ドル札も1980~1990年代にかけては世界各地で大量に発見され、その後アメリカは二回も新ドル紙幣の発行を余儀なくされています。そしてよど号犯人である田中義三はカンボジアで逮捕されタイに移送されましたが、その時の容疑は偽造ドルの所持及び使用であり、相当量の偽ドル紙幣を北朝鮮とカンボジアやその周辺国をたびたび往復し運びこんでいました。

武器販売については国連等の経済制裁の対象にもなっている位にイラン等へ輸出しています。

南朝鮮内でも拉致被害があるということは述べましたが、その数は二千人を超えるとも言われています。南朝鮮は絶対に正確な人数を発表しません。というのは同じ朝鮮民族であり、そして北は北で半島全体を領土として今は南に侵略されていると主張している一方で、南朝鮮は政策上南北分断は半島の朝鮮人の責任ではなく他国の戦略に巻き込まれた半島全体が被害者との立場をとっているからです。そして南朝鮮の拉致被害者といわれている人の半数以上は、朝鮮戦争当時に別れ別れになった北にいる親族と一緒にいたい、もしくは会いたいと言う人であると言われています。それ以外の人では勿論拉致された人もいるようですが、ほとんどは仕事を紹介され本人同意のうえでの北朝鮮への入国と言われています。

その頃の南朝鮮はまだ経済発展をしているとはいえず個人所得もまだまだ低い時代でした。北朝鮮に行けば仕事もあり安定した生活が遅れるとの甘い言葉により自らの意思で北朝鮮に行ったと言われています。南朝鮮政府が拉致として公式認定している人は486人です。一部にはレバノン人、中共人、ドイツ人等も拉致があったのではないかとも言われています。

自ら北朝鮮に行った南朝鮮人や日本人を含めた拉致被害者といわれている人の職業を詳細に調べていくと、印刷工、医師、看護師、機械技術者、化学系知識者という職業に集中していることが判明したのです。日本人のパスポート獲得に加え、こうした技術・技能・知識等をもち合わせた人の拉致が主たる目的であると判断されています。これらの技術・技能は、北朝鮮にとっては、喉から手が出るほど欲しいものであることは、まさしく北朝鮮の最大の産業と一致しています。曽我ひとみさんの拉致については「(准)看護婦資格を持つ若い女性」として、曽我ひとみという特定の人を狙ったということは乱数表等により明らかであるとされています。

 北朝鮮の拉致等の本当の目的は、覚せい剤、偽札、武器輸出という産業と、北朝鮮国内での医療体制を整えるということになります。さらに拉致事件に目を向けさせ数々の破壊テロ工作を企てるということになります。

第五部に続く

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